「南伝仏教キホンのキ」(翻訳文)2-1
仏教と聞くと、多くの人々は連想する:
お寺に行って観光しよう;
大きな線香の周りを巡ると、財産が増えるし、昇進も早いらしい;
お寺に行って、線香をあげ、燈明を寄進すれば、幸福と智慧がやってくるらしい;
お経をムニャムニャ、お布施を少々、さすれば消災延命、罪業の解消・・・、ひどいときには、僧侶の恰好をした詐欺師が、縁結びの帳面(=お布施集金簿)を持って、街角に立っている。
八卦をみる人、手相をみる人、面相をみる人、多くの人々が、これが仏教だと思っている。
これらは、いったい全体、仏教であるのだろうか?
聡明な読者なら、本書を読み終わった後、心中に灯りがともるであろう。
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(2-1につづく)
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<無憂比丘著「南伝仏教キホンのキ」中国語→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>