パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」~択法覚支番外編
先日、読者の方から<「顕正法蔵」2-11>
の文中、択法覚支の説明の段落中に
書かれている『善き巧みな方法』とは何か?
というご質問を、頂きました。
細かく解説しますと、以下の通りです:
安般念を実践している時、息の四大の特徴、
すなわち、息の中の、地・水・火・風の
特徴を見ないで、息全体に専注する事。
息と皮膚の接触点を見ないこと(付帯的に、
微かに、知っているだけ、ならよい)。
接触点の感受(=痒い、痛いなど)を見ない事。
息が、色々な状態に変化していくのを
知っている事(知るよう努力する事)。
時には有り、時には無いような、微弱な息に
気が付いている事(気が付くよう、サティを
強める事)、などです。
Pañña-adhika Sayalay