南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

是誰庵のひとやすみ~今年を振り返って

後10日ほどで、今年も終わります。

二回目の出家から、ちょうど二年が、経ちました。

出家してよかったな、としみじみ思う、今日このごろです。

小さな田舎町で、一人だけ、緬甸の尼僧の恰好をして暮らすなんて、周囲から浮くのではないかな、と心配しましたけれど、特に不快な事件が起きる事もなく、みなさま温かい目でみていて下さるし・・・(いきつけの温泉施設に行くと、お布施をくださる人、ダンマを教えて欲しいと言う人など、好意的な人が多いです、ただし、私から勧誘などはしません。仏教は仲良しごっこではないので、人が増えたからいい、とも思いませんので)。

また、尼僧になったことで、少し信用が増したのでしょうか、<テラワーダを学ぶ会>の会員様の内の、希望者による「智慧の光」の講読会が開かれ、その説明担当を仰せつかったのは、真に光栄な事だと思います。

これを機に、パオ・セヤドーが推し進める緬甸の止・観(サマタ・ヴィパッサナ)瞑想の一端でもご紹介できれば、パオ・メソッドで長年修行してきた身として、まことに嬉しい限りです(パオ・セヤドーご自身は、ご自分の進めている瞑想法は、パオ・メソッドなどではなく、失われた仏陀の瞑想法の復刻版だ、との事です)。

今週は、高校時代の部活の同窓会で、神戸に行きます。

実は、私は高校二年の時、ある事情から、その部活を(だまって)辞めてしまい、彼女たちにちょっと負い目があったのですが、今回、そのうちの一方から、「大分の地震大丈夫?」とメールをいただいたのが縁で、旧交が復活しました。今更ですが、部活を辞めた経緯なんかを説明したいなと思い、出かけることにしました。なんと、50年ぶりにお会いするのです。みんな、もうおばぁちゃんかしらん。

人生いつも順風満帆、とはいきませんが、大きなトラブルなく、大病なく、傍に幾人かの法友がいてくれたならば、もう十分に幸せですよね。あっ、オハナもね。