7-5-5 九種類の長い
「程度」(addhāna)とは何かと言うと、それについては、息の長さに関する理解が必要である。
息が(+鼻先を)出入りする時に一定の長い距離を有する時、それは時間的にも長いのだ、という風に理解する必要がある;息が(+鼻先を)出入りする時に一定の短い距離を有する時、それは時間的にも短いのだ、という風に理解する必要がある。
九種類の方式において、吸う息と吐く息が長いとき、比丘は以下のように知る:「私の吸う息は長い。私の吐く息は長い。」
身念処に属する念処を育成する時、このように理解する者は、一つの方面において円満(+なる成果)を獲得しているのだという風に理解するべきである。故に《無礙解道》の中では、以下のように説かれる:
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(4-34につづく)
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<パオ・セヤドー「顕正法蔵」2008年中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>