南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~4-33

7-5-5 九種類の長い

「程度」(addhāna)とは何かと言うと、それについては、息の長さに関する理解が必要である。

息が(+鼻先を)出入りする時に一定の長い距離を有する時、それは時間的にも長いのだ、という風に理解する必要がある;息が(+鼻先を)出入りする時に一定の短い距離を有する時、それは時間的にも短いのだ、という風に理解する必要がある。

九種類の方式において、吸う息と吐く息が長いとき、比丘は以下のように知る:「私の吸う息は長い。私の吐く息は長い。」

身念処に属する念処を育成する時、このように理解する者は、一つの方面において円満(+なる成果)を獲得しているのだという風に理解するべきである。故に《無礙解道》の中では、以下のように説かれる:

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(4-34につづく)

★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>まで。

ご協力、よろしくお願いいたします。

<パオ・セヤドー「顕正法蔵」2008年中国語版→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>