8-2 長いと短い
上述のように息を数える時、あなたは、息に対して、心をして専注させることができ、静かに単純に息を覚知することができる。もし、このようにして、少なくとも半時間専注することができたならば、あなたは、次の段階に進まなければならない。
1.吸う息が長い時、彼は『私の吸う息は長い』と知る。
吐く息が長い時、彼は『私の吐く息は長い』と知る。
2.吸う息が短い時、彼は『私の吸う息は短い』と知る。
吐く息が短い時、彼は『私の吐く息は短い』と知る。
この段階において、あなたは入出息の長短について、その覚知を育成しなければならない。ここでいう長短は、センチなどの長短を言うのではなくて、時間の長短を言うのである。
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(5-5につづく)
★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>まで。
ご協力、よろしくお願いいたします。
<パオ・セヤドー「顕正法蔵」2008年中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>