就職活動を略して<就活>。そのデンで、婚活、終活などの言葉も、すっかり定着したようです。
今朝、WEBを見ていましたら、中尾彬夫妻の終活の話が、載っていました。
趣味のアトリエは片付けて、別途、お墓を買ったそうです(お墓のデザインは中尾氏)。
この記事に、庶民がコメントを載せているのですが・・・「やっぱ、終活なんて、中尾さんみたいに、お金がないとできないよね」
やっぱ、金ですか、どこまでいっても、金ですか・・・。
私なら死後、直葬して、散骨して、そのために、息子に50万円ほど残しておけばいいかな、と思っています(実際には、私は、献体登録をしているので、大学での実習解剖とその後の火葬、大学側主催の、無宗教による葬儀となりますが)。
難しいのは、死ぬ時に、ちょうど50万円ほどだけ、残っているという状況を作ることですね。
明日死ぬのか、それとも、後2、3年もつのか?
そして、その2、3年の間に、旅行でもしたいというのなら、その時点で残金が50万円、というのは困ります。
昔の僧侶はどういう風に死んでいったのでしょうかね。 種田山頭火なんか、たいしたお金も持たずに放浪したみたいですし、放哉さんも、どうでしたかね。
あと半年だな、と分かった時点で、200万円ほど持って旅に出て、50万円ほど残った所で、パッタリ。息子が引き取りに来て、大学の医学部に献体。
う~~む、シナリオは完璧なんだけど(笑)。