先日、アチャン・Nが、我が家にお見えになりました。彼はテラワーダ(南伝仏教)で出家した日本人僧侶で、現在英国在住です。
アチャン・Nのご訪問について、何人かの法友にお声をおかけしました所、みなさん喜んで、九州の各地から、ご参集頂きました。
アチャン・Nは私にとって兄弟子に当たりますが、彼と私は、ともに関西出身なので、会えばいつしか関西弁、私はすっかり<大阪のおばちゃん風>(笑)。
二人のやり取りが面白いらしく~ただし、話している内容は、出家歴30余年の僧侶による、本物のダンマトーク~
我が家は笑いの渦に・・・。
そうなんですよね。
仏教って、本当は面白いものなんですよね。
「涅槃なんて、つまらない所に行きたくない」としたり顔で言う人いますけど、涅槃って楽しい所なんですよ!
だって、自分と他人への誤解が完全、完璧に解けて(または、誤解ぐるみの自分を受け入れて)、最高にリラックスしている心が、涅槃だからです。
アチャン・チャーは「無くしたと思っていた万年筆が、実はお尻のポケットに入っていたのを見つけたとき」を
<悟りの心境>と、説明しています。
己自身と物・事への誤解から抜け出して、己自身の本分に戻る。本来の自己に戻る。人生の重荷を降ろす。それが悟りです。
だから、「ホッ」とするし、また「嬉しく」もなるのですよね、悟ると。
<仏教(ダンマ)は楽しい>
Y盆地に響いた法友たちの笑い声、
<聖なる楽>の証でありますように。