Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

是誰庵のひとやすみ~ニューカレドニアって、あんた!

私は緬甸(ミャンマー)で出家した尼僧で(緬甸では比丘尼ではなく、サヤレーと呼ぶ)、日本では九州の片田舎で一人、庵を結んで住んでいます。

そんな私が、家族の事を話すのは「おいおい、家族がいたんかい!」と言われそうですが・・・(笑)。

私には息子が二人いて、長男は会社員、二男はカメラマンです。

この二男の facebook を覗いてみたら、四日前に<某雑誌の依頼で、野球選手の写真を撮った><これがその写真です>というお知らせがあったので、「おっ、元気に仕事しているな」とちょっと安心していたのですが、今日、facebook を見てみると、<俺、今、ニューカレドニアにいます>って、ちょっと、あんた!

親が出家して、俗世を厭離しているからと言って(いや、まぁ、それほど俗世が嫌いなわけではありませんが~笑)、地球の裏側?に行くときくらい、親に言ってから行きなさい!(しかし、この子が9年に及ぶ世界放浪の旅に出たときも、事後承諾だったなぁ・・・。私が嘆くと、友人は「母親の遺伝じゃね」と、鼻で笑っていましたっけ。

やんぬるかな。)

ちなみに、俗世とか世俗というのは、本来は、住んでいる場所を指すのではなくて、心の内面を言います。山奥に住んでいてもイライラしていれば、厭離とは言はない、訳です。