◆結論:
(一)定を修習する時、我々は、定の特徴である「不散乱」、定の作用である「散乱の除去」、定の顕現状態である「不動揺」を、育成してはならない。
上記は、ただ、定の修習における結果に過ぎないのだから。
(二)定を修習する時、我々は、定の近因(=直接原因)、すなわち、楽しさを育成しなければならない。
正因と邪因
不適当な要素を育成する人、彼の行道は、艱難であり、到達は遅い(苦行の道は、進むのが遅い)。
適切な要素を育成する人、彼の行道は容易であり、到達は速い(楽行の道は、進むのが速い)。《清浄道論・第三品》
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(1-23につづく)
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<「掌中の葉」(シッダッタ学院)中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>