南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

是誰庵のひとやすみ~サヤレーのドン引き多世界解釈

実は、私、物理は、まったくダメなのです。

高校の時の「物理」のテストは、いつも一夜漬けの丸暗記で、点数は50点前後、赤点でしたね。

熱と運動の関係とか言われても、さ~っぱり。

お茶を飲みたい時に、お湯が湧けばそれでいいじゃん、な~~んて。そんな訳ないか(笑)。

前振りはともかく、今『量子力学が語る世界像(多世界解釈)』を読んでいるのですが、難しい!!(元々、基礎が出来ていないのに、分かるはずない!?)。

でも、238ページの『「実在」は人間の意識の外にある』と言うのは、分かる気がしますね(直観です)。

老荘思想で言う「道(真理)は語れない」とか、イスラム教の「何事もアッラーのおぼしめし」とか、これらは、人知の外にあるものの存在を暗示している訳で。

物質は波でできていて、宇宙の最初(ビックバンor虚数時間)から、物質は波として広がって来ているから、(波の性質から勘案して)もう一人の自分(or多数の自分)が、もう一つ別の世界にいても不思議ではない、というのが(私が理解した所の)多世界解釈ですが、ちょっとワクワクしますね。

ゴータマ仏陀は、これ、分かっていて言わなかったのでしょうか?それとも経典を探せば、どこかに載っているのでしょうか?

知っていたとしても、言わなかったのでしょうね、多分。

仏陀は「四聖諦と関係ない事は、私は教えない」と、比丘たちに宣言していますからね。