「彼は、己自身が五蓋を捨てたことを知った時、愉快(+な気持ち)が生じた。愉快な気持ちによって、喜悦が生じた。心内に喜悦が生じたために、身体は軽安(静か)になった。身体が軽安になった為に、楽しさを感じ、楽しさのために、心は定を得た。」
(翻訳者註:注釈によると、ここにおける「身体の軽安」は、物質的身体(色身)と精神的身体(名身)の両方を含む軽安であるとする。その他の要素は、精神的な方面にしか影響を及ぼさない。)
《長部・沙門果経》
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(1-25につづく)
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<「掌中の葉」(シッダッタ学院)中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>