【自在とは何か】
定の修習において、重要な一つの秘訣は:
自在に体験する事、である。
「自在」とは、心に求めるものがなく、障礙のない(+心理)状態であることを言う;
「体験」とは、目標の感受である。
ここでは、「自在」と「体験」という二つの項目が述べられているが、両者とも、同じく重要である。
修行者が、目標を自在に体験する時、それは、(+心が)バランスのとれた状態にある、と言える。
七覚支と照らし合わせてみると、「自在」には軽安覚支、定覚支と捨覚支が含まれていて、「体験」とは、択法覚支、精進覚支と喜覚支であることが分かる。自在と体験の両者・双方には、念覚支が含まれている。
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(2-12につづく)
Idaṃ me puññaṃ nibbānassa paccayo hotu。
★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>まで。
ご協力、よろしくお願いいたします。
<「掌中の葉」(シッダッタ学院)中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>