☆「掌中の葉」(翻訳文)2-17
5、身練達性・心練達性
(kya-pguññat、cittta-pguññat)
身練達性:心所が健全で、病的でない事。
心練達性:心が健全で、病的でない事。
練達性の障礙:執着が習慣化している(本来的に認識している粗雑な空間に執着している)。
障礙が生じる原因:本来的に認識している粗雑な空間に(+己が存在する事に)あまりに習慣化しすぎている。
定力が深まると、心は粗雑なレベルから、微細な空間へと進展していくが、その時、恐れが生じ、前進できない。
矯正の方法:境界が自然に発展するようにする。あなたの心をして、自然な発展に向かわせる。このようにすれば、身練達性と心練達性は、生じることができる。
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(2-18につづく)
Idaṃ me puññaṃ nibbānassa paccayo hotu。
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<「掌中の葉」(シッダッタ学院)中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>