<Idaṃ me puññaṃ nibbānassa paccayo hotu>
【引証】粗い煩悩から微細な煩悩への浄化ーー《増支部・三法集・第100経》
「比丘たちよ。金(鉱)の中には粗雑な物質がある。ちょうど泥と砂礫(+の関係)のように。
鍛冶屋、または鍛冶屋の弟子は、先に金を水槽に入れて洗い、こすり、清潔にする。
このように、雑質を取り除いた後、金の中には、いまだ、中程度の雑質がある。ちょうど、細かい砂礫と砂(+との関係)のように。
彼は更に金を洗い、こすり、清潔にする。
このように雑質を取り除いた後、金には、いまだ微細な雑質がある。
ちょうど、細かい砂礫と黒砂(+との関係)のように。
彼は、更に金を洗浄し、こすり、清潔にする。
このようにして、雑質を取り除いた後、最後には、金粉だけになる。(2-33につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。
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<「掌中の葉」(シッダッタ学院)中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>