南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

パオ・セヤドー講述「顕正法蔵」(翻訳文)5-64

    <Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

8-6-5-2 定覚支を生起させる事の出来る11種類の方法

定覚支を生起させる事の出来る11種類の方法は、以下の通り:

1、依所(=住まい)を清潔にする。

2、五根をバランスする。

3、取相(すなわち、禅の修行の目標)を善くする。

4、心をして、コントロールするべき時に、コントロールする。

5、心をして、策励するべきときに策励させる。

6、信(=確信)と恐怖感を通して、心をして、喜悦させ、また心を策励させる。

7、必要な場面では、干渉しないで、心を傍観する。

8、心が散乱している人と、遠く離れる。

9、心が専一で散乱していない人と親しむ。

10、ジャーナと解脱について、思いを巡らす。

11、定覚支を育成すると、決意する。

(5-65につづく)

    <Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ

★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>まで。

ご協力、よろしくお願いいたします。

<パオ・セヤドー「顕正法蔵」2008年中国語版→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>