<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
8-6-6 心が策励されるべき時に心を策励する
彼は如何にして、心が策励されるべき時に、心を策励するのか?
心が、智慧の力が弱いために、または安寧の楽を証得することが出来ないがために、倦怠を感じる時、彼は恐怖心を策励できる、八つの原因を思惟する事を通して、心を策励するが、それはすなわち、生・老・病・死、四悪道の苦、過去の輪廻の苦、未来の輪廻の苦、今世において食べ物を探し求める苦を思惟する事である。
彼はまた、三宝の長所を随念する事を通して、信心を策励することもできる。
これが、彼が如何にして、心が策励されるべき時に、心を策励するのかに関する説明である。
(5-73につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。
★誤字脱字を発見された方は、菩提樹文庫>まで。
ご協力、よろしくお願いいたします。
<パオ・セヤドー「顕正法蔵」2008年中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>