<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
一、普遍的に適用される業処
(一)慈愛
1、サンガに慈愛を送る。一緒に住む人々に、慈愛を送る。このように実践すれば、お互いに相和して暮らせる。
2、彼が以前、托鉢をした事のある村の指導的人物に慈愛を送る。このようにすれば、彼の生活必需品は、善意の指導的人物の合法的な保護を得る事ができる。
3、周辺の人々に慈愛を送る。このようにすれば、人々は彼を信頼し、彼に対して、敵意を生じない。
4、一切の衆生に慈愛を送る。このようにすれば、彼はどこに行こうとも、何事にも順調で阻害されることがない。
《清浄道論・第三章・第58段》
(二)死随念
1、彼は正当でない追求を、断じ除く。
2、彼は警戒心を増強し、執着なく生活する。
《清浄道論・第三章・第58段》
(三)不浄想(たとえば、骨想)
不浄想(=不浄観)を修習するが故に、彼の心において、天界の享楽に対する貪愛さえも、生起しない。
《清浄道論・第三章・第58段》
(四)仏、法、僧随
念歓喜の心が激発される。
《清浄道論・第三章・第27段》
(3-15につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>まで。ご協力、よろしくお願いいたします。
<「掌中の葉」(シッダッタ学院)中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>