<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
二、定(と涅槃)を伴う勝解(=優れた見解)
修行における定の重要性を理解した後、一人の学生として、定(と涅槃)に関する優れた見解、定への尊重、定への趣向を具備しなければならない。
【定の利益】
《増支部・四法集・第41経》:
(一)落ち着きのある安穏な梵住に入り進む(現法楽住を得る)
一切の、五根から生じる愉悦は、皆短い、暫定的なものである。
世間における最も美しく、好ましい享受でさえも、また、あなたに空虚、退屈さを感じさせる。
この種の快楽(=楽しさ)は、あなたの心を感動させることはできない。というのも、禅の修行を通すことでしか、更に大きな快楽を得ることができないが故に。そして、それは、心霊的な快楽なのである。
(3-35につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>
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<「掌中の葉」(シッダッタ学院)中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>