<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
第五章 修行の障礙
10種の障礙
住所家利養(住まいと、家庭と、利益)
衆与業第五(衆生と、仕事が五番目)
旅行親戚病(旅行、親戚、病)
読書神変十(読書と神通で十)。
《清浄道論・第三章・第29段》
障礙には二種類ある:一種類は、比較的外部にあるもの。すなわち、いわゆる10の障礙;もうひとつ別のものは、比較的内部にあるもの。すなわち、いわゆる、五蓋である。
修行者は、先に、10の障礙を突破し、取り除かなければならない。
以下の10の障礙は、《清浄道論》に述べられたものを改編したもので、第十番目(の神変)以外に、初心者に理解しやすい解説を加えた。
《清浄道論》での陳述は、出家修行者を例にした解釈が多いが、在家修行者の状況は、ここから類推することができる。
この10種類の障礙は、ある種の人々にとっては障礙になり、ある種の人々にとっては、障礙にならない。前者は、修行の時、少事を良しとし、後者は(+何事にも)執着しないがために、障礙に束縛されることはない。
(5-2につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は
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<「掌中の葉」(シッダッタ学院)中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>