Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)5-96

    <Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

8-8-4-2 中部誦者の見解

そして、中部誦者は、一つ一つの近行定の(出入息)は、その前のジャーナの(出入息)より更に微細で、それは以下の通りとなる、という:

第二禅近行定の、微細な出入息と比較して、初禅の出入息は粗い、など等。

しかしながら、これらは双方同様の見解である:

いまだ自覚されていない身行(すなわち、出入息)は、覚知されると、安らかで静かになる;

覚知された時の身行は、初禅近行定において、更に安らかに静かになる・・・第四禅近行定の身行は、第四禅において、安らかに静かになる。

これは止禅に関する説明である。

(5-97につづく)

    <Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<パオ・セヤドー「顕正法蔵」2008年中国語版→日本語訳出 

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>