<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
8-8-4-2 中部誦者の見解
そして、中部誦者は、一つ一つの近行定の(出入息)は、その前のジャーナの(出入息)より更に微細で、それは以下の通りとなる、という:
第二禅近行定の、微細な出入息と比較して、初禅の出入息は粗い、など等。
しかしながら、これらは双方同様の見解である:
いまだ自覚されていない身行(すなわち、出入息)は、覚知されると、安らかで静かになる;
覚知された時の身行は、初禅近行定において、更に安らかに静かになる・・・第四禅近行定の身行は、第四禅において、安らかに静かになる。
これは止禅に関する説明である。
(5-97につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
<菩提樹文庫>まで。ご協力、よろしくお願いいたします。
<パオ・セヤドー「顕正法蔵」2008年中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>