<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
卉晒女性道場は、メーチの理想的な修道生活のモデルを作り出し、解脱を追求する大勢の女性たちが、門を叩いた:
この道場の出家の女性たちは、世俗社会を捨て、夫や子や親族と別れ、一切の男女関係を断つことを誓願した。
彼女たちは剃髪し、白い三衣を着て、外見を変えて、出家者の相を表した。
彼女たちは沙門の生活に打ち込み、通常の一般社会の方式による、生活経営を止め、ただ幾つかの生活用具を保持し、他人の布施に頼って、命を繋いだ。
メーチの修行を支える根本は、清浄で荘厳なる戒を基礎とし、それを出家生活と修道の、規範とした。
修行の項目すなわち道品は、戒によって支えられている為、仏教の出家者は、非常に持戒を、重視した。
戒の真正なる価値は、衆生を流転生死させる業の束縛を切断する事で、持戒は、仏法の修行に基礎を与え、苦果を呼ぶことになる悪業を為さず、心身の清浄を護持し、煩悩から解脱する道筋を示した。
戒は同時に、出家者の品格を、清浄で欠点のないものとし、サンガの資質を高め、在家の模範とる事を保証した。
卉晒女性道場では、メーチは、厳格に、基本の 8戒を守った:
不殺生;不偸盗;不淫;不妄語綺語、悪口、両舌;不飲酒;不非時食;不娯楽、装飾品を身につけず、化粧をしない;高くて広い、華美なベッドに寝ない、であった。
この八項の簡単な戒は、執着を離れる事、智慧、出世間と節制の生活方式を重視したものである事を、はっきりと謳ったものであった。
(4-50につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<原題「美琪喬ーー一位阿羅漢尼修道証果之道」 Dhammavamsa Publication
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>