Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

「メーチ・ケーウの物語」(翻訳文)5-1(155/244)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

第三章 聖道への歩み

有智慧的人看到自身的固執

(智慧ある人は、己の固執に気が付くと)

認出那是固執

(それは固執であると認める)

看到陰暗、認出陰暗;

(心の闇に気が付くと、それは闇であると認める)

看到愚痴、他們同様認得出来。

(愚かと無知に気が付くと、愚かで無知であると認める)

他們只看自己的過錯、

(彼らはただ、己の過失を見て)

不去怪罪別人。

(他人の過失は見ない)

修道因縁の変化

今、メーチ・ケーウは、ただひたすら、努力した。

座禅の前には、彼女は必ず、注意力を内側へと向かわせて専注し、そこに留まり、注意力が心の中に、定まるようにと、祈願した。

しかし、メーチ・ケーウの言う所の、内なる専注とは、心が自由に、下に向かって、落ちて行く事を意味した。

(5-2につづく)

    <Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

菩提樹文庫>まで。ご協力、よろしくお願いいたします。

<原題「美琪喬ーー一位阿羅漢尼修道証果之道」 Dhammavamsa Publication 

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>