<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
<メーチ・ケーウ法話集>
この世間に生まれ出たあなたは必ず、
己自身に生まれながらに伴った智慧を
頼りに生きなければならない。
あなたは快楽・・・楽しさを追求しても
よいし、珍しいものを探し求めてもよい;
時に苦しみ、時に困難に出会いながら、
価値のないものを追求するのかどうか;
それはあなたの選択の方向性による。
あなたは天国を見つけることも、
地獄を見つけることもできるし、
また涅槃へ向かう道果を見つけることもできる。
あなたは何でも、見つけることができる:
すべては、あなた次第である。
人の幸福は人のもの;
彼らが善を行じても、我々が善果を受け取る
訳ではない。
故に、必ず、己自身で善を行じなければ
ならない。
業力の効用・応報を疑ってはならない、
あなたの行為の果報を
小さく見積もってはならない。
人として、我々は、一切の衆生の苦難を
憐憫するべきであって、
畢竟、我々は皆、過去になした業によって、
苦を受けている。
この見地から言えば、一人ひとりの人間は、
皆平等である。
我々をよいとか悪いとか、太いとか細いとか
区別するのは、我々が過去に何をなしたかによる。
(7-2につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<原題「美琪喬ーー一位阿羅漢尼修道証果之道」Dhammavamsa Publication
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>