「メーチ・ケーウの物語」(翻訳文)8-1(付録)
<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
<アチャン・カンパンが
メーチ・ケーウに語った戒と律>
”仏法僧の三宝に帰依する事は、一人の仏教徒が仏法を追求する所の、第一歩となる。
また、最も根本的な、第一歩でもある。
仏陀は円満なる覚醒者の模範であり、修道者の導師である。
仏に帰依すると言う事は、仏陀を導師とする事を認め、同時に、その他の、間違った対象に帰依しない、という事を意味する;
法は、円満なる覚醒を追求する為の道で、また円満なる真理でもある。
法に帰依するという事は、真理を目標として生きて行くという事で、同時に、今後は、間違った教えや、邪道に従わない、という誓いでもある;
僧(原文ママ)(=サンガまたは僧)とは、円満なる覚醒を追求する所の現実の現れであり、僧(同左)(=サンガまたは僧)に帰依する事は、僧伽(原文ママ)の庇護の下に入ると言う事で、それは同時に、愚かで無知な人、正法と乖離する人と、隊を組まない事を意味する;
このように、仏法僧の三宝に帰依するという事は、円満なる覚醒者と約束を交わす事でもあり、同時に、最も基本的な、克己・忍耐を遵守する事に、同意することでもある。
(8-2につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<原題「美琪喬ーー一位阿羅漢尼修道証果之道」Dhammavamsa Publication
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>