パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」5-111
<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
初禅から出て来て後、あなたが、正念と正知でもって、禅支を観察する時、尋と伺は、粗くて劣っているように思えるし、喜、楽及び一境性は、寂静であると、思える。
粗くて劣っている禅支を取り除いて、寂静なる禅支を得る為には、あなたは再度、不断に、安般似相に専注する(+のがよい)。
もし、あなたが持続的に、このように実践したならば、強くて力のある安止が生起し、あなたは、喜・楽及び一境性を具備した第二禅に到達する事ができる。
(+こうなれば、あなたは)引き続き、第二禅の五自在を、修行しなければならない。
今、私は、第二禅の(慣例的な)描写の中の、いくつかの語彙に関する意味を、解説したいと思う。
(5-112につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。
<パオ・セヤドー講述「顕正法蔵」2008年中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>