テーラワーダの出家者は、戒律に関して、一点の曇りもなく、修行生活を送らなければなりません。
通常、テーラワーダの出家者、特に比丘は、細心の注意を払って生活しています。
自分を訪ねて僧院に来た女性と話をする時、それが妻(別居に相当)であっても、外部、庭や通路、事務所等で話をします。しかたなく女性を伴って、自室に入る時は、もう一人の男性か女性に同行してもらい、窓や戸口を開け放ちます。
それでも誤解から、疑われ、指弾される事はあると思います。
もし、戒律違反を疑われたならば、比丘、サヤレーは、即刻、疑惑について、釈明する義務があります。
告発者を罵倒、悪口してはなりません。
指弾された己の不明が、すでに恥なのですから。
<緬甸パオ森林寺院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay>