<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
<編集と翻訳についての序説>
台湾の南伝仏教(=テーラワーダ仏教、以下同様)は、未だ開墾を待たれる、未開発の荒野のようである!
多くの、テーラワーダ仏教を学びたいと思っていながら、何から始めていいのか分からないでいる方々に対して、テーラワーダ仏教の比丘である我々には、パーリ聖典の学習やその聖典の中国語への翻訳に従事する責任がある、と考えます。
このハンドブックは、名を「テーラワーダ在家居士帰依戒律ハンドブック」と言います(原題「南伝仏教在家居士須知」帰依、受戒、持戒与布施修福篇)。
私がこの本の翻訳(パーリ語から中国語)を思い立った主要な目的の一つは、純粋なテーラワーダ仏教を学びたいと思っていながら、しかし、テーラワーダ仏教の受戒、持戒や布施についての知識がない在家信者に対して、閲読できる入門書を贈りたかったためなのです。
また、当然の事ながら、本書の内容は、テーラワーダ比丘にとっても必要不可欠なものであります。
(1-2につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。