<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
前篇 帰依、受戒と持戒
第一章 帰依と受戒
一、五戒(Pāañchasīla)
三帰依五戒法の求受
Ahaṃ, ahaṃ bhamte,
tisaraṇena saha pañcasīlaṃ dhammaṃ yācāmi,
anuggahaṃ katvā sīlaṃ detha me,
尊者、私は三帰依と五戒の法を求めます。
尊者にそれを受け入れて頂き、その後、私に戒を授けて下さい!
Dutiyam'pi, ahaṃ, bhamte,
tisaraṇena saha pañcasīlaṃ dhammaṃ, yācāmi,
anuggahaṃ katvā sīlaṃ detha me,
尊者、私は二度、三帰依と五戒の法を求めます。
尊者にそれを受け入れて頂き、その後、私に戒を授けて下さい!
Tatiyam'pi ahaṃ, bhamte,
tisaraṇena saha pañcasīlaṃ dhammaṃ, yācāmi,
anuggahaṃ katvā sīlaṃ detha me,
尊者、私は三度、三帰依と五戒の法を求めます。
尊者にそれを受け入れて頂き、その後、私に戒を授けて下さい!
比丘:Yamahaṃ vedāmi taṃ vedahi(vedetha).
私が誦えるので、あなた(あなた方)は、私について誦なさい。
受戒者:Āma, bhante.
はい、尊者。
もし、受戒者が一名を超える時、比丘の引導詞は単数から複数に変る:
vadehi(あなたは誦なさい)
vadetha(あなた方は誦えなさい)
(1-5につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<原題「南伝仏教在家居士須知」改題「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」中国語→日本語翻訳 Pañña-adhika Sayalay 緬甸パオ僧院/ヤンゴン分院所属>