南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

「身念処」1-78

     <Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

実相を体験・体得した後、厭離の心は生起する。その為、煩悩は弱くなり、気力、意志力は更に強くなる。

その後において、四念処智を成就して、五蘊に対する貪と瞋恚を断じ除くことができる。

3)堅実。身・心の堅実さは、実法であり、また現在法であるーー実相、それが事実ではあっても、我々をして、己は男であるとか、女であるとか、誤解を生じせしめ、また私は在るという邪見を生じせしめる。故に、我々は、身・心は常で楽であると、妄執する。堅実は、身・心の実相ーー無我を隠蔽する。

(1-79につづく)

     <Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<原題「身念処」Vipassana Bhavana 第二版 アチャン・ネン著

中国語版→日本語訳出  翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>