「身念処」1-78
<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
実相を体験・体得した後、厭離の心は生起する。その為、煩悩は弱くなり、気力、意志力は更に強くなる。
その後において、四念処智を成就して、五蘊に対する貪と瞋恚を断じ除くことができる。
3)堅実。身・心の堅実さは、実法であり、また現在法であるーー実相、それが事実ではあっても、我々をして、己は男であるとか、女であるとか、誤解を生じせしめ、また私は在るという邪見を生じせしめる。故に、我々は、身・心は常で楽であると、妄執する。堅実は、身・心の実相ーー無我を隠蔽する。
(1-79につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<原題「身念処」Vipassana Bhavana 第二版 アチャン・ネン著
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>