Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

「身念処」1-82

     <Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

1、無明を縁として、行(注1)あり。

2、行を縁として、識あり。

3、識を縁として、名色あり。

4、名色を縁として、六入あり。

5、六入を縁として、触あり。

6、触を縁として、受あり。

7、受を縁として、愛(=渇愛)あり。

8、愛を縁として、取あり。

9、取を縁として、有あり。

10、有を縁として、生(=生まれる事)あり。

11、生を縁として、老・死あり。

12、老・死は愁い、悲しみ、苦悩、痛み、失望などなどを引き起こす。

(注1)一人の人間の出生を決定する三種類の行とは:善行、悪行、不動行(四無色定)である。

(1-83につづく)

     <Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<原題「身念処」Vipassana Bhavana 第二版 アチャン・ネン著

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>