<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
仏陀は《増支部・七集・火蘊譬喩経》の中で、以下のような比喩を、述べた事がある。
「比丘たちよ。
私はあなた方に告げる。
一人の破戒した、悪性の、己の為した事柄を隠蔽する、非沙門でありながら、沙門であると言い、非梵行者でありながら、梵行者であると言う者、そういう内心が腐敗している者は、強壮な人によって、真っ赤に焼いた器具を使って、口を開けさせられ、真っ赤に焼いた鉄の玉を口に入れられ、彼の唇、口、舌、喉、胃が焼かれ、次に(+鉄玉が)腸や横隔膜を通り、肛門から出てくるのはまだいい方とする。
何故であるか?
というのも、彼は死に至る苦痛を受けるだけであるか、または死ぬのと同等の苦痛を受けるだけであるから。
彼は、身体が壊れ、命尽きる時、悪趣、危険な場所、地獄に生まれる事はない。
しかし、比丘たちよ。
一人の、破戒し、悪性で、己の為した事柄を隠蔽し、非沙門でありながら沙門であると言い、非梵行者でありながら、梵行者であると言う者、そのように内心が腐敗している人が、信徒が供養する食物を食したならば、彼に長期間の不利を齎す。
彼の身体が壊れ、命終える時、彼は悪処、悪趣、危険な場所、地獄に生まれる」
(3-7につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<「偽比丘の見分け方」中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>