翻訳番外編~預流果の美徳(A Map of the Journey)-3
(p164)
思い(+や考え)もまたそうであって、あなた(+の脳裏に)思いや考えが浮かぶとき、あなたの身体の、細胞の一つ一つは、みな、思いの影響を受ける。
身・心は一如であり、あなた方は、身・心を二つに分けることはできない;
一つひとつの思いは、あなたの身体の、一つひとつの細胞に影響を与える。
あなたは(+それを)感じ取れるはずだ。
これは思想的理論ではなく、それは非常に興味深い、非常に奥深いものなのである。
あなたが深く観察して、深く理解する事ができたならば、あなたは発見するだろう;
よい本を見つける事は非常に難しい、という事を。
というのも、大多数の本は、考え方とか、見解を述べているだけであるが故に。
もし、あなたの(+心の)敏感度がこのレベルに到達する事できたならば、一つひとつの思いが、あなたの身体に及ぼす影響を観察することができる。
その時、あなたは「思い」や「考え」に対して、非常に厭わしく感じるに違いない。
(+そうすると)あなたは思いを生起させないようになり、あなたは益々正念を保つようになり、ネガティブな考えは益々減少する。
もし、あなたに益々正念がある時、あなたはあまり多く(+の事柄)を考えなくなる。
我々は考え過ぎなのである。
(Sayādaw u Jotika 著 A Map of the Journeyから抜粋・翻訳)