南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

是誰庵のひとやすみ~炎夏飄雪

九州はここ何日か、とても寒く、何度か雪が降りました。

山も丘も、庵の庭も、真っ白です。

この寒さで体調を崩していた愛犬オハナも、10日程薬を飲んで、元気が戻り、いつものように「おやつちょうだい」と、私の背中をトントン叩いてくれるのが、なぜか嬉しい。

さて、真っ白い雪のような、気持ちも新たに、一年の計を立てましょうか。

仏教書の翻訳は日課になっていますが、お雛祭りのお飾りを孫に作ってあげると、約束しました。これもボチボチ始めましょう。

去年知ったのですが、パオのスリランカ分院の、その支部が台湾にできました。

元享寺といって、多くの比丘尼さんたちが経典編纂に活躍している事で有名なお寺、ここが、パオ・スリランカ分院台湾支部の後ろ支えになっているようです。

台湾の比丘尼さん達が、スリランカの長老方を指導者に頂いて、パオ瞑想に打ち込んでいる様子を見るのは、本当に嬉しい(大乗がどう、テラワーダがどうなんて壁を、彼女たちは軽々と乗り越えてしまう)。

今年、彼女たちに会いに行こう!

台湾は他に、パオ本山直属の台湾分院(住職担当は、パオ・マンダレー分院のSayādaw)もありますから、台湾でパオを学べる拠点が、合計4か所になった、という訳です(台北、嘉義、台中、台南)。

私の庵の近くに、ミャンマー人の若い女性が越してきました。こんな田舎に、ミャンマー人が越してきて、びっくりしていたら、彼女は、こんな田舎で、パオの sayalay に出会って、びっくり、だそうです。

去年の11月は、突然のパーラージカ問題で心を痛めましたが、多くの方々に支えて頂いて、為すべきことは、なし終えました。今すぐでなくとも、いつかは真相が分かるでしょう。

心の雪は溶けるもの・・・炎夏飄雪。

 

      <緬甸パオ森林寺院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay>