<陽の下に新しいものなし>
これはキリスト教で言われる話。
仏教に置き換えると「我々は輪廻していて、いつもいつも、生まれては死にながら、同じ愚行を繰り返している」
私が仕事の為に上京して働いていた若い頃、「こんな会社嫌だ!」と言って何度か転職したけれど、こらえ性のないのは、どうやら過去世からの続きらしい。
我々は、過去世から引きずってきた<己の物語>を、もう一度、この地球上で、この時間軸で展開しているだけではないかしらん?
出会う人々、出会う事件の数々、それは自分の心が呼んだもの。
そう思えば、誰を恨むでもなく、もう少し慎重に生き、もう少し賢く生き、早めに涅槃した方が良さそうに思う。