Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

FDC資料「37道品ハンドブック」2-2 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

【以下の翻訳は、福岡ダンマセンター(FDC)の法話会に供する為の資料として翻訳したものです。興味のある方はご参照下さい】

「安住」とは、一人の修行者が、呼気と吸気において、一時間専注したいと思う時、この時間内において、彼の専注力は、呼吸の上において、安定的に固定される事を言う。もし、二時間専注したいと思うならば、彼の専注力は、二時間、安定的に固定される。

(+安住する修行者においては)思考と情緒が不安定(尋、Vitakka)であるが故に専注力が彼の固着した対象から離れるという、そういう状況は発生しえないのである。

(2-3につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。

<「37道品ハンドブック」Ledī Sayādaw著 中国語版→日本語訳出 

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>