<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
昔、Korabya国に一人の国王がいて、彼はサイコロ賭博が好きであった。
ある日、龍宮の Vimala Devī(離垢皇后)が突然、Vidhuraの心(=心臓)を食べたいと思った。
Vidhuraは、Korabya王の智臣であった。
彼女の娘であるイランダーティ王女は、それを知って後、母親の希望を叶えてあげることにし、こう思った:
「私は、母親が渇望の余り、死ぬのを望まない。」
そして、彼女は母親に、彼女が必ず Vidhuraの心を取って来て、母親に食べさせてあげるので、安心するようにと、言った。
【ここにおいて、イランダーティ王女の、Vidhuraの心を取って母親に食べさせるという決意は、痴因縁である】。
(3-5につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<『24縁発趣論』スシラ・サヤレー著 中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>