Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

FDC資料「37道品ハンドブック」2-13Ledī Sayādaw著

(以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

根本的な要諦とは、呼気と吸気を借りて、または四威儀(行・住・座・臥)、または正知、または四大界(地水火風)の思惟作意を借りて、または骸骨観を通してであろうとも、一人の修行者は、努力し精進しなければならない、という事である。

心が清らかな時刻に、日に夜を継いで、専注に打ち込み、己の専注力を身体の上か、またはその姿勢において、安住させるようにする。

もし、心の欲する所に従って、長い時間専注できるならば、完全に心霊(=心)を支配することができ、そうなれば、精神病患者の状態から、抜け出すことができる。

今、一人の修行者は、ちょうど舵を操れる船頭のようで、または訓練を終えた牡牛を持つ飼い主のようで、または訓練を終えた大象を擁する国王のようである。

(2-14につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<「37道品ハンドブック」Ledī Sayādaw著 中国語版→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>