(以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です)
<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
根本的な要諦とは、呼気と吸気を借りて、または四威儀(行・住・座・臥)、または正知、または四大界(地水火風)の思惟作意を借りて、または骸骨観を通してであろうとも、一人の修行者は、努力し精進しなければならない、という事である。
心が清らかな時刻に、日に夜を継いで、専注に打ち込み、己の専注力を身体の上か、またはその姿勢において、安住させるようにする。
もし、心の欲する所に従って、長い時間専注できるならば、完全に心霊(=心)を支配することができ、そうなれば、精神病患者の状態から、抜け出すことができる。
今、一人の修行者は、ちょうど舵を操れる船頭のようで、または訓練を終えた牡牛を持つ飼い主のようで、または訓練を終えた大象を擁する国王のようである。
(2-14につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<「37道品ハンドブック」Ledī Sayādaw著 中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>