FDC資料「37道品ハンドブック」3-1 Ledī Sayādaw著
<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
(以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です)
第三章 四正勤
「正勤」の定義とは:
非常に努力して実践する事が出来る事を、または「勤め・奮闘する」(padhāna)ともいう事ができる。
諸「法」において、適切に、非常に努力して実践する事ができることを正勤(Sammā padhāna)と言う。
如何なる無理強いもなく、努力する事ができるのを「正勤」と呼ぶ。
または、「熱心な精進」ともいえる。
この種の努力は、心身について、強大な痛苦を齎すが、この種の努力は、四種類の特徴がある。その四種類とは;
「私の皮膚、筋肉、骸骨が枯れ果てても、私の身体内の血と肉が枯れ果てても、己自身が人類の耐えられるレベルの、人類の努力と勇気と精進によって(+ある種の)境地を証得する事ができる、その境地を証得するまで、私は精進努力を放棄することがない。」(《増支部》刑罰品)
上記の特徴は、以下のように纏める事ができる。
1、皮膚が枯れ果てても(+精進する)。
2、筋肉が枯れ果てても。
3、骸骨(=骨)が枯れ果てても。
4、身体内の血肉が枯れ果てても。
(3-2につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<「37道品ハンドブック」Ledī Sayādaw著 中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>