FDC資料「37道品ハンドブック」4-9 Ledī Sayādaw著
<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
(以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です)
修行者は、四種類の「神足」の内の一つでも具備していれば、今生または来世において、天人となることができ、また、己自身の「ハラミツ」に従って「出世間的如意」に到達することができる。
もし修行者が、二種類、三種類、または四種類の「神足」を具足するならば、利益は、更に大きくなることは言うまでもない。
如何なる「神足」をも具足しない人、彼らは(+まずは)一種類の「神足」を追い求めるよう、チャレンジしてみるべきである。
彼らには、高度で超越した仏教の利益を追い求めたいという希望がない為、たとえば「四念住」(+の修行)において、無気力になり、怠けてしまうのである。
彼らは、この種の無気力感は、「悪趣」への高速道路なのだ、という認識を持たねばならない。
故に、彼らは、「欲神足」を喚起する事のできる各種の偈頌、または開示等の研究、思考、沈思などを実践しなければならない。
彼らは、「欲神足」を喚起する事のできる導師に親しみ、この導師に依止するべきである。
(4-10につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。
<「37道品ハンドブック」Ledī Sayādaw著 中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>