<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
(以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です)
「精進根」とは「精進」の事で、合計二種類ある。
1、自然精進
2、修習精進
また、別の分類方法では、
1、身精進
2、心精進。
「自然精進」は容易に理解することができる。
たとえば、世間的な事柄に対して、特異な「自然精進」を擁するならば、容易に「修習精進」を得ることができる。
常乞食支、常坐不臥支、樹下坐支、露地坐支、塚間住支等の頭陀苦行とは、すなわち、「身精進の修習」に当たる。
もし「身精進の修習」に安住する事ができたとして、たとえば、短時間の睡眠、かつ目覚めた心を持ち、気力に溢れていても、それは「心精進」とは言わない。
たとえば、心において熱情的に以下のように作意する:
呼気・吸気の「業処」の対象において、安定的な専注に到達できない、また、修習の期間、退屈で長い、心霊と覚知の上で、なんらの明晰も得られない(+と反省したとしても)。
(5-4につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。
<「37道品ハンドブック」Ledī Sayādaw著 中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>