<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
(以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です)
「業処」の修行において、「身精進」と「心精進」を具備する修行者だけが、迅速なる精進を得ることができる。
「身念住」に安住するその刹那から始まって、日ごとに精進を開発するならば、それは「修習精進」であり、この種の精進は、「37道品」では、「精進根」と呼ばれる。
それは「業処」の修行において、懈怠の解消であり、熱情とエネルギーの出現を意味する。
心が対象に力強く安住する時、修行者に快感が生じる。
故に、「修習精進」に安立する事、及び逐一的に発展する事は、「信根」と同じなのである。
「37道品」の中において「念根」は、諸々の、たとえば、呼気・吸気の身体部分において、「出世間的正念道」を証悟するまで、「身念住」に安住し、「修習念」を開発する事を意味する。
(5-6につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<「37道品ハンドブック」Ledī Sayādaw著 中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>