南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

FDC資料「37道品ハンドブック」7-4 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

(以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です)

修行者が「業処」の修行において、何らかの方法やシステムの欠如がある時、心身において、鍛錬という名の実践を、しなければならない;

しかし、ひとたび方法とシステムを具備したならば、修行者は自在になり、この種の心身の訓練において、努力する必要はなくなる。

この種の自在が、いわゆる「中捨性心所」(平安な内在的要素)であり、「捨等覚支」である。

一人のヨガ行者が、十分に「七覚支」を擁する時、仏法において、一人の沙門としての喜悦と楽しさを享受することができる。そして、この種の喜悦と楽しさは、如何なる世間的な喜・楽とは比べる事ができない程であって、それはちょうど転輪聖王のように、四大洲を統治し、七つの宝珠を擁し、譬える事の出来ない程の、リラックスと自在を享受するのである。

(7-5につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<「37道品ハンドブック」Ledī Sayādaw著 中国語版→日本語訳出 

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>