<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
(以下の翻訳は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です)
「正思惟が安立する時、正語も展開・成長する!」
もし、(+修行者が)世間的な病苦の中から脱離し、また、他人の楽しさ、自在を見る(=見たい?)という意念と計画が、すでに安立されたならば、言葉の悪業から解脱した所の、正語が生起するし、その上それは、非常に迅速に安立される。
ここにおいて「正語」は如何にして安立されるのかを説明した。
「正語が安立する時、正業も展開・成長する!」
言葉の悪業から解脱して、正語が安立したならば、身体による悪業から解脱する行為もまた生起するし、かつそれは、非常に迅速に安立される。
ここにおいて「正業」が如何にして安立されるのかを説明した。
「正業が安立する時、正命も展開・成長する!」
観念、意向、言語、行動が純化されたならば、生命の形態もまた純粋になり、修行者は、低層の生命形態から、不断に解脱することができる。
ここにおいて「正命」が如何にして安立されるのかを説明した。
「正命が安立する時、正精進も展開・成長する!」
観念、意向、言語、行動と生命の形態が純化されたならば、悪業、邪命から解脱した事による精進もまた、不断に安立される。
ここにおいて「正精進」が如何にして安立されるのかを説明した。
「正精進が安立する時、正念もまた、展開・成長する!」
このように、「戒」・「定」・「慧」の修行により根を強固にした「正念道」は、この生からあの生へと、安立される。
ここにおいて「正念」が如何にして安立されるのかを説明した。
「正念が安立する時、正定もまた、展開・成長する!」
このようにして、「戒」・「定」・「慧」の修行による(+成果)、また、心霊(=心)に対する、巨大な掌握力(=コントロール力)である所の、「正定」もまた安立される。
ここにおいて「正定」が如何にして安立されるのかを説明した。
(8-9につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<「37道品ハンドブック」Ledī Sayādaw著 中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>