<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
(以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です)
唯一、「道」または「果」に証入する刹那においてのみ、「八正道」は(+八つが)同時にこれらの聖者に(+その実体の全容が)顕示される。
しかし、「世間善業」、「戒蘊三道支」、は「戒善業」とのみ関係がある。
「定蘊三道支」または「慧蘊二道支」は、多くの種類の善業と関連がある。
「戒蘊三道支」は、「戒善業」としか関連しないが、聖者に関して言えば、彼らは、生々世々、代々、安定的に護持し、違犯(avītikkama)する事がない。
ここにおいて「八正道」に関連する説明を終える。
「37道品」における純粋な法、それは:欲、心、平静、信、軽安(止)、慧、思惟(尋)、精進、三離(正語、正業、正命)、念、喜、制心一処(心一境性)等の14の種類の法数を含む。
(9-1につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<「37道品ハンドブック」Ledī Sayādaw著 中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>