南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

FDC資料「37道品ハンドブック」10-6 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

(以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です)

「三学」、「七清浄道」、「37道品」は皆、「九世間法」(四道、四果と涅槃)に相通ずる修行の法門である為、「法随法行道」(dhammānudhamma-paipaṭṭi)と呼ばれる。

こららの「法」を修習する七種類の法の継承者は、「妙行者」(suppaṭipanna)と呼ばれるが、また「正直行者」(ujuppaṭipanna)とも、「正路行者」(ñāyappaṭipanna)、「和敬行者」(sāmīcippaṭipanna)とも呼ばれる。

彼らは凡夫であるかもしれないが、「向預流道修持者(=預流の悟りに向かって修行する者)」であり、かつ、八聖者の第一番目のグループ(または第一段階)を形成する。

彼らはいまだ凡夫であって、「第一義」の聖者ではないが、それでもなお「法随法行道智(ママ)聖者」である。

(10-7につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<「37道品ハンドブック」Ledī Sayādaw著 中国語版→日本語訳出 

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>