★飛び入り翻訳~『24縁発趣論』10-3(90/200)
<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
二、所縁前生縁
目が色塵を見る時、たとえば、一人の美人であるとすると、通常、男性ならば、もう一度よく見てみたいと思うものだ。
ここにおいて、先に所縁(美女)があり、それによって、眼識(見る事)が生起し、次に、貪欲な心(もう一度よく見てみたい)が生起する。
故に、前生所縁(美女の色法)は縁法であり、眼識と貪欲な心は、縁生法であり、縁力は所縁前生縁である。
(後略)
(11-1につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<『24縁発趣論』スシラ・サヤレー著 中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>