<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
21&24 有縁と不離去縁(Atthipaccayo&Avigatapaccayo)
この二つの縁は、内包される意味は同じであるが、ただ、名称が異なる。
この縁においては、縁法が縁生法の生起を支えるか、または、(+縁法が)縁生法と同時に存在する間、縁生法が継続して存在できるように(+縁法がそれを)支える。
たとえば、四大の内の一つは地大であるが、地大が生起する時、それは、その他の三大「水・火・風」が同時に生起するよう、支援する。
この時、地は縁法であり、その他の三つは縁生法となる。
何の縁を通してか?
有縁である。
四大は同時に存在し、お互いに分離することができない。
心が生起すると、有縁の縁力を通して、それは縁生法ーー相応する心所が生起するのを支える。
(21-2につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<『24縁発趣論』スシラ・サヤレー著 中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay(2018年5月25日クムダ・セヤドーより
正式に初心者瞑想指導の許可を得る)>