南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

般若の独り言~『24縁発趣論』明日にて終了

 『24縁発趣論』の翻訳が、残り8ページ程になり、明日、一日もあれば、終わると思います。

今回、『24縁発趣論』の翻訳をさせて頂いて、本当にありがたい事だと思い、著者であるスシラ・サヤレーに感謝申し上げる次第です(大正大蔵経に、生のまま載っているのを読んでも、理解が難しい思われます)。

仏陀の教えでは、縁というのは、24種類あり、それぞれ役割が異なる。

名法の刹那生・滅と、色法の刹那生・滅の速度は異なり、一個の色法の生・滅の速度は、17個の名法分であるなど等、仏陀の<無常・苦・無我>の教えの緻密さ、繊細さには、感嘆するばかりです。

5月25日、私の戒師でありますクムダ・セヤドーが、私の住まう般若精舎を訪ねて下さいましたが、その時、セヤドーから<初心者瞑想指導の許可>を頂きました。

私も一応、パオ森林僧院所属の<禅師>という事になります。5歳で初発心して後、雌伏65年(化石寸前)、5月25日に<禅師>認定。

私のラッキー・ナンバーは<5>である事を、再確認した日でもありました(笑)。

私は、初心者に安般念(出入息念)をお教えしますが、禅相(nimitta)の確認ができた修行者は、直接、パオ森林僧院の高僧方(クムダ・セヤドー等)に、指導を受けて下さいとの、クムダ・セヤドーからの、ご伝言をお伝え致します。よろしくお願いいたします。

    <緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院/Pañña-adhika Sayalay 般若精舎>