南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

★飛び入り翻訳~『24縁発趣論』24-2

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

縁起の法には、合計 12 支がある:

「無明縁行、行縁識、識縁名色、名色縁六入、六入縁触、触縁受、受縁愛、愛縁取、取縁有、有縁生、生縁老死愁悲苦憂悩、如此生起了整堆的苦悩」

縁起の法の法則とは:

「此生故彼有、此生故彼生;

此無故彼無、此滅故彼滅」

「此有故彼有、此生故彼生」とは、無明という原因があって初めて、行が有る;

行という原因があって、初めて、識がある;

以下類推。

「此無故彼無、此滅故彼滅」とは、無明が滅すると、行が滅する;

行が滅すると、識が滅する;

以下類推。

「縁生縁滅」は、縁起の法則である。

仏陀は、道を証悟した後の、最初の一週間において、12縁起の省察を開始したと言われている。

(24-3につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。

<『24縁発趣論』スシラ・サヤレー著 中国語版→日本語訳出 

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>