<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
「これらは、誰によって、どこで、いつ、なぜ説かれたのか、
言った、確定された、共通する部分、または共通しない部分、
自性の罪、制定の罪を挙げる、
当該の確定を行った後、共通する文言と意味に基づいて、
一切の(学処)に関して、共通の(文言)に対して、解説する。
この時、前の五つの(学処)に関しては、区別(=違い)や義理に関しての解説を行い、
殺生から始まって、その単一性(ekatādito、ekatānānatādito)等を
同様に、所縁、受持、破、大罪から(+説明し、また)、
方法、構成要素、等起、受、根、業から
離から、果から、応知の選択(=知るべき選択)から、
結合するべき、また、後ろの五個の(学処)との結合、
共通でないもの、および知るべき所の低劣等」
(+が解説される)。
ここにおいて、この、殺生を離れるという、10学処は、唯一、世尊一人が述べたものであって、弟子たちが(述べたものではない)。
その上、これらの(学処)は、Sāvatthī(舎衛城)の勝利林給孤独園において(開示されたものである)。
(4-3につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>